WEDDING BLUE

マリッジブルーを乗り越え、幸せなウェディングを掴めるか？

© LiLiM DARKNESS

大学時代からの付き合いを続けている主人公と城塚比奈。些細なことで喧嘩が起きることもあったが、その度に仲直りし、長い時間をかけて仲を深めてきた。いまや二人とも就職し、仕事に追われる日々を送っている。そんなある日、主人公は比奈へ結婚という新たな道を提案した。これからも一緒に過ごし、喧嘩をし、二人で笑いあって過ごしていきたい、そんな思いが形になっての行為だった。比奈もまたそれを望み、幸せな結婚生活を夢に見、願っていた……そう、願っていたはずだったのだが!?

大学時代の付き合い始めの様子から始まり、現在の2人のすれ違いの中で花嫁が奪われてしまうというNTRジャンルをストレートに表現した作品です。寝取られシリーズとして今では代表的となった本ブランドの『BLUE』シリーズも第5弾。ヒロイン・比奈に気を遣った選択を続けなければ寝取られ展開が存分に堪能できることでしょう。略奪者は兄、会社の同僚、新聞配達のおじさんの3人。ミドルプライスのお手軽ゲームということもあってか、選択肢がわかりやすくストレスなく望む展開へとゲームを進められると思います。パッケージ発売日と同時にDL販売も用意されたことで、手軽に購入可能となった点も嬉しいですね。

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ゲーム展開は結婚式前と式後で分かれています。式前までに比奈を守れるか、もしくは誰かに奪われるかが決定、本格的な寝取られはナント結婚式当日から開始されるという衝撃の展開です。2人の新婚生活が始まるはずが、略奪者とのNTR生活が始まるというあたりはまさに寝取られ!!　最終的に略奪者たちの子供を孕んでしまうあたりもソソられますねえ。このシリーズとしては前半の寝取られHが少ないように感じましたが、その分結婚式後が重点的に描かれていました。バッドエンドこそがこの手のゲームの正しいエンディングの姿ですね。

ミドルプライスということで、ボリューム面でフルプライスよりも物足りなさを感じた点がひとつ。寝取られルートが充実していることはわかりますが、その分、主人公とのハッピーエンドルートがちょっと物足りなかったですね。CG制覇するためにそちらのルートもまわる必要があるわけですが、会話だけで進んでいくのは残念です。休日を一緒に過ごすイベントなど、もう少しHシーンがあっても良かったのではないかと。表ルートで主人公との幸せな生活を描いてあった方が、寝取られルートをプレイする際に感じる背徳感も増すと思うのですよ。そこらへんのメリハリもあればもっと楽しめる作品になるのではないかと個人的に思います。

攻略

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（by RYO）