淫辱都市〜堕天の贄〜

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神の使徒たちを犯し、メフィストの完全復活を成し遂げろ！

地獄の大公と呼ばれ恐れられている魔王メフィストは、不覚にも大半の力を教皇庁に奪われ、刺客である7人の使徒に封印されようとしていた。メフィストは失われた力を取り戻すため、協力者となる人間を捜していたのだった。そんなメフィストに選ばれた主人公・一条流霞は、「ひとつだけ願いを叶えてやろう」という彼女の言葉を信じ契約を結ぶことに。契約を交わした流霞とメフィストは、お互いが融合することで魔人ナイトメアに変身することが可能になったのだ！　ナイトメアには、倒した相手とＨすると力を奪える能力がある。教皇庁の差し向けた7人の使徒から力を奪い、メフィストの完全復活をめざそう!!

©CLOCKUP

本作の目的は、教皇庁の刺客である7人の使徒と3人の天使を倒し、メフィストの失われた力を取り戻すこと。強大な力を持っている彼女たちを屈服させ、性の虜にしたうえで力を奪う調教シーンが見どころとなるのだが…。残念ながら調教シーンは盛り上がりに欠けるというか、感情移入しにくい仕上がりでござった。その原因は7人の使徒の存在感が希薄すぎることにある。オープニングで颯爽と登場したはいいけど、その後彼女たちが活躍するシーンはないに等しい。マップ移動画面で彼女たちの出現する場所をクリックすると、あっという間に監禁できちゃうのねん。圧倒的な強さを発揮する戦う変身ヒロインを敗北に追い込み問答無用で調教する作品は、相手が強ければ強いほど、敗軍の将をいたぶる時の興奮度は高くなると思うんだよね。個人的には、もう少し戦闘前後のストーリーを強化し、彼女たちの存在感を演出して欲しかったなぁ。まぁ、ヌキゲーとしての使い勝手を重視し、いたずらに戦闘シーンを長引かせるのを回避したとも言えるけどね。

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ストーリーは神と魔の戦いを描いたシリアル路線かと思いきや、想像以上にコミカルな味付けでござった。失われた力を取り戻す云々の内容より、非常識なメフィストとのトラブル満載な同棲生活にスポットをあてた感じ。メフィストはインスタントラーメンに惚れ込み、ラーメン以外を食べようとしない。そんな彼女の食生活を改善しようとする流霞と、まったく意見を聞かないメフィスト。宗教的なオカルトエピソード以上に、ラーメンを巡る戦いが描かれているのねん。シリアスなオカルト系作品を連想してる人は、ギャグ要素が多めなことを考慮した上で購入した方が無難かも。

Ｈシーンの設定的は凌辱チックな雰囲気がプンプンしてるけど、実際プレイしてみると和姦テイストが強めだね。3人の天使は主人公が通う学園の生徒で、いずれも主人公に対し恋愛感情を抱いている。主人公に犯されることになっても、嫌悪感より恋愛感情が上回ってしまうのねん。主人公も魔に魂を売ったとはいえ、人格が極悪人になったワケでもない。なんか聖と魔というポジションの違いが曖昧で、悪が正義を蹂躙する醍醐味があまり感じられなかったのは残念。でも、7人の使徒は主人公に抵抗する姿をバッチリ描いているので、凌辱シーンを楽しみにしている人はそちらで楽しめると思うよ。触手凌辱が多めだったのも個人的には◎ッス。

ちなみに、Ｈシーンのボリュームは基本CG72枚、回想64シーン。流用CGを使って回想シーンを増やしてるのだが、フルプライスのヌキゲーであるならＨシーンは新規CGだけで構成して欲しいなぁ〜。各キャラの調教ラストＨとラスト手前のＨCGが重複してると萎えまする。プレイ期間は35日あるが、同じ会話が繰り返されるシーンが結構あるのも残念だね。同じ会話を繰り返すのなら、目立たなかった7人の使徒との会話イベントを増やしても良かった気もする。というわけで、総論としては聖と魔の戦いを描いてる作品ではあるけど、コミカル＆純愛色が濃いめゆえ、本格的な凌辱作品が好きな人は微妙に感じるかもしれない。まぁ、凌辱も純愛も網羅している守備範囲の広い作品ともいえるので、これはこれで楽しめると思うよ！　むちむちの聖職者を犯したい人に是非。

   使い方

攻略

7人の使徒はアイコンが表示されるので、そこに移動すれば簡単に監禁できる。残る3人の天使はアイコンが表示されないので、出現してることに気づかない人も多かったのでは？　チャートで指定されてる場所に移動すれば監禁できるぞ〜。ちなみに、チャートの選択肢はランダムで表示テキストが微妙に変わるが、行動内容は同じなので気にしなくてOK。

（by イ・ヤン提督）